有機農園ファーミン
2011年水稲栽培履歴 
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栽培履歴では、資材の使用に関する作業を中心に記載しました。また、作業の様子はフォトピックスでも紹介しています。
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作業日 作業名 作業内容/説明 使用資材 備考
前年11月〜12月 資材散布、耕起 資材を散布後耕起をします バイオノ有機 一部ほ場を除く
1月〜3月  資材散布、耕起  資材を散布後耕起をします  籾殻、EM活性液  一部ほ場を除く 
随時 EM活性液作り 材料を入れてEM培養機で拡大培養します EM1、糖蜜、天日塩、水
2/19〜3/2 EMボカシ作り 材料を混ぜて密封してEMで発酵させます 米糠、圧搾菜種カス、魚カス、オカラ、籾殻、EM活性液、天日塩、EMセラミクスパウダー 一部のボカシ 菜種カス、魚カス、オカラ抜き
4/5 種籾温湯処理、浸水 種籾を59℃の湯に10分浸けて各種病気の予防をし後、浸水させます
4/24、30、5/6 育苗土箱詰 育苗用の土を箱入れます 山土
4/25、5/1、6 播種、育苗開始 箱に入れた土に種籾を播き覆土し、積み重ねて発芽させ、発芽後育苗プールに並べます 山土、EM活性液、純粋木酢、EMセラミクスパウダー 約1300箱
5/4〜  プール育苗  育苗プールに入水し安定的な育苗をします。又、水にはEM活性液、純粋木酢を入れて苗の健全化、phの安定化を計り、期間中3回育苗ボカシで追肥します  EM活性液純粋木酢、育苗用ボカシ   
5/9〜23  資材散布、耕起  資材を散布後耕起、又は散布後代掻き  EMボカシ、パームアッシュ、カキガラ石灰   
5/23〜6/2 代かき 田植えまでに2〜3回代を掻きます EM活性液
5/31〜6/9 田植 疎植で田植します バイオノ有機 50株/坪、45株/坪
6/14〜7/4 除草 自作の機械除草機で田面を撹拌します
6/21〜 流し込み 取水口から水田に流し入れます EM活性液、光合成細菌
7/5〜21 追肥 エンジン付き背負い散布機で散布します バイオノ有機
7/24 流し込み 取水口から水田に流し入れます EM活性液
8/7、8 流し込み 取水口から水田に流し入れます EM活性液、光合成細菌
8/9 散布 背負い動墳で散布します 天日塩
8/15〜29 散布/流し込み 背負い散布機で散布します / 取水口から水田に流し入れます
EM活性液、光合成細菌、純粋木酢、自家製ストチュウ
10/4〜24 稲刈り/天日乾燥
10/28〜11/17 脱穀

2011年の使用資材の説明
太文字が主要資材
資材名 説明 資材名 説明
EM1 乳酸菌群、酵母群、光合成細菌群、発酵系の糸状菌群、グラム陽性の放線菌群など人間や農業、環境にとって有用な微生物群 ストチュウ 酢と焼酎をミックスし、EMで発酵させたもの
EM活性液 EM1に糖蜜、天日塩、水を加え37℃で1週間程拡大培養したもの 山土 育苗時に使用する天然土
糖蜜 砂糖を作る際に出る残糖 純粋木酢 炭を焼く時に出る液体を蒸留したもの
米糠 玄米を精米するときに出る米皮の粉末 魚ソリュブル 魚を煮詰めて煮汁から油成分を抜いたもの
圧搾菜種カス 菜種から圧搾して油を抽出した後の絞りカス 天日塩 海水を天日干してとった塩
魚カス 魚を乾燥させて粉末にしたもの 育苗用ボカシ 米糠、魚カス、家きん等を発酵させた資材
オカラ 豆腐を作るときに出る豆の皮 カキガラ石灰 カキの殻を粉砕した資材
籾殻 米籾を脱穀するときに出る籾の殻 パームアッシュ パーム椰子を焼いた灰
籾殻ボカシ 籾殻、米ヌカ、EM活性液を好気発酵させたもの
EMセラミックパウダー EMをセラミックに練り込んで焼いて粉末にしたもの
EMボカシ (米糠、菜種カス、魚カス、オカラ、籾殻、くんたん、天日塩、EM1、糖蜜を密封発酵させたものと、(米糠、くんたん、EM1、糖蜜)を密封発酵させたものがあります
バイオノ有機 米糠と魚ソリュブルを混ぜてペレット状にした資材
撒布の友 大豆、小麦を原料とした資材
光合成細菌 光合成細菌主体の有用微生物群