有機農園ファーミン 水田土壌の放射性物質の測定
2012年5月15日採取
測定機器:NaI シンチレーション検出器
測定所:小さき花SSS (市民の放射能測定室 仙台)


 本年は全ての水田でプラウ耕を行い、土壌の放射性物質の低減を図りました。
測定では、2箇所の水田A、Bの地表〜15cm深までの土を採取し、よく混ぜ合わせ試料としました。
また、水田A、Bそれぞれプラウ耕部と通常のロータリー耕部(水田の一部に対照試料用に確保)
の土壌を採取し比較してみました。


測定結果

 試料  耕起方法  Cs-134  Cs-137  Cs合計  I-131
 水田A土壌  プラウ耕  24.56  31.71  56.27  検出されず
 水田A土壌  ロータリー耕  32.84  46.51  79.35  検出されず
 水田B土壌  プラウ耕  29.34  40.78  70.12  検出されず
 水田B土壌  ロータリー耕  34.09  50.94  85.03  検出されず

数字の単位:Bq/kg

コメント
 
A、Bそれぞれでプラウ耕の方がロータリー耕より下がっています。ロータリー耕の平均がセシウムの合計で
約82Bq/kg.なのに対し、プラウ耕の平均が約63Bq/kgでした。
昨年4月の土壌はセシウム合計で142Bq/kg、5月の土壌は39Bq/kg以下でしたが、5月の測定データに不可解な
部分があり、信用性に問題があるため注釈を入れされていただきます。

注釈:2011年5月7日採取土壌の検査結果について
セシウムCs-134とセシウムCs-137の検出比率が著しくバランスを欠いています。4/4日採取の土壌及び玄米A〜D、
また農水省開示の各地の土壌中セシウム濃度を総合的に見てみますと、事故後間もなくのCs-134とCs-137の比率は
Cs-137がCs-134よりやや多い程度です。
ところが5/7日採取の土壌ではCs-134が39Bq(1kg中)に対しCs-137が10Bq以下となっています。しかしCs-134だけ多く
降下したとは考えにくく、存在するが測定上の何らかの原因でCs-137が検出されにくかったと考える方が自然です。
もし、他の検査結果に準じるとすればCs-137は39Bgよりやや多い位と考えられますので、実際にはCs-134 + Cs-137は
78Bqよりやや多い位
ではなかったかと推測します。


測定の詳細

水田Aの土壌 プラウ耕(土壌の天地返し) 


水田Aの土壌 ロータリー耕


水田Bの土壌 プラウ耕(土壌の天地返し) 


水田Bの土壌 ロータリー耕