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有機農園ファーミン
EM農法について
 EM=Effective Micro-organisms(有用微生物群)の略で、1982年に琉球大学農学部比嘉照夫教授によって発表されました。EMは、物質を蘇生に導く有用な菌を80種類以上自然界から集めた集合体です。この菌を農業に使用する事によって(特に有機栽培に使用する事によって、より効果が上がります)活発な微生物の働きにより土が活性化し小動物が住み付き、化学肥料にたよらず土の力で農産物を育てられるようになり、農産物が本来の味や栄養価を備えたものになります。EM栽培の特徴として農産物の甘味が増したり、抗酸化力があるものになります。

 また、EMによって元気な農産物を作る事により農産物が病気にかかりにくなったり、害虫の食害を軽減させる事が出来るようになり、
農薬を使わなくても栽培出来るようになります。

 当農園の主な使用資材はEMボカシ(当園では米ヌカ、モミガラ、バイオノ有機、オカラなどをEMで密封発酵させたもの)、EM活性液(EMを100倍に培養したもの)EM3(光合成細菌)培養液、バイオノ有機(米糠と魚の煮汁を混ぜて堅焼きしたもの)これらをそれぞれの目的に合わせて田んぼや畑に鋤き込んで土作りをしたり、抑草の為に散布したり、農産物の健全化の為に散布したりします。

 余談になりますが、EM技術は初め農業分野で成果を上げ、現在ではそれに加え環境浄化、ニオイ対策、生ゴミ処理、建設、保健、などなど多種多様な分野において、世界100ヶ国以上で応用されるようになりました。開発当初、新しいものは大概そうですがEMもまた日本よりも海外での評価が高く、おひざ元の日本で当該学会を中心に理不尽なバッシングを受けたりしたようですが2000年代に入ってからは日本でも評価が一変し公的にもかなりメジャーになりました。例えば多くの学校で洗剤に代わりEMでプールの清掃が行われたり、有名な事例では三河湾、道頓堀、日本橋川の浄化など数限りなくあります。日本橋川には最近は鮎が現れる様になりました等々・・・。

 EMについて詳しくは、EM研究所さんのホームページをご参照ください。