有機農園ファーミン To Home

各種発芽実験 
米は一般に、収穫直後〜冬にかけては発芽率が低かったり、発芽速度が遅かったりします。
これが種を撒く春以降になると発芽の最適期を迎え、秋以降(古米)になると発芽率が下がります。 
発芽実験は不定期に発芽実験を行い、新しいものを追加してまいります。 
【実験方法】 玄米を洗い、ぬるま湯を玄米が浸る程度に入れ、ヨーグルトメーカー
にて27℃設定で加温。途中、12時間毎にぬるま湯を換える。
 発芽カウントは無作為に玄米を取り、「発芽確認」と「未確認」とに振り分ける。
これらの写真は発芽実験用に見易くするために芽を伸ばしましたが、
実際に炊飯する時には胚芽が膨らんだ程度で炊飯してください。
写真の位に芽が伸びますと発芽臭がでてきて、栄養も低下してしまいますので、
ご注意ください。
 
お知らせ 
当農園の管理者(園主)の怪我により、2023年産米まで行っておりました「天日乾燥米」は技術的な
継承が困難なため、2024年産米より一部の品種を除きまして行っておりません。
当農園では「発芽する玄米」にこだわって栽培を行ってまいりました。
2024年以降は、天日に替わる乾燥方法として、乾燥機による乾燥を行いますが、熱風等高温による
乾燥は避け、「発芽する玄米」を生産して参りたいと思います。
ここに掲載します実験は「天日乾燥」のものが多いですが、中には乾燥機による「低温乾燥米」の実験
もございます(2017年産ササニシキ)。
有機栽培は生命力がありますので(実験を通じての個人的な感想です)発芽しやすいため発芽率は
「天日乾燥」と同等ですが、発芽速度がやや遅く感じられます。
全く同じというわけではございませんが、乾燥温度、稲の刈取り時期等を考慮して発芽玄米ごはんに
しても美味しい玄米作りを続けてまいりたいと思います。
 
2017年産 有機栽培「ササニシキ」低温(送風)乾燥米  
2018年2月の実験
 
 

 2018年産 有機栽培「金のいぶき」天日乾燥米 
2019年2月の実験
 
 

2018年産 有機栽培「たきたて」天日乾燥米 →詳細 
2019年2月の実験
 
 

2018年産 有機栽培「ササニシキ」天日乾燥米 →詳細
2019年2月の実験
 
 

2017年産 有機栽培「たきたて」天日乾燥米 
2018年2月の実験
 

2017年産 各種発芽実験  
2018年2月の実験

クリックで拡大 
@、A、C、Dはどれもだいたい 発芽が良好で水も澄んでいましたが、
Bは少し発芽にバラツキがあり水も濁ってきました。

2017年産 籾の発芽実験  
2018年2月の実験
 
幣農園では基本的に自家採取のため、上記以外にも多様な
発芽実験を行っており、どの実験でも発芽率が90%以上
確認されています

無農薬・天日干し玄米 有機農園ファーミン
〒987-0611 宮城県登米市中田町浅水字西川面195  
tel 0220-34-7113 / fax 0220-44-4830
E-mail: office@farmin.jp
indexpage URL https://farmin.jp/ 


Copyright 2018 Farmin all right reserved