久しぶりに家族4人での東京行き。
10.11月は仕事が最盛期で大忙しだったので、通院も少しご無沙汰だったが、そろそろ骨は出来ただろうかと、期待一杯。渋滞に巻き込まれ、少し時間に遅れるが、先生の診察も相変わらずの大混雑で、どっちにしろ待つことに。前に入院時に一緒だった方にお逢いでき、話が出来て凄く落ちつく。病状を話し合って、同じレベルで理解して頂けるのが何より嬉しい。いろいろ知らない話も教えて貰える。
診察は今回も足の開き具合のチェック。動きは大変良いと言って頂く。左と右の足の長さの差は現在1.5センチ。早く縮まるといいなあ。その後レントゲン撮影。先生のコメントは「すごくいいよお母さん!」ああああ「もう荷重できます!???」とやはり思ってしまう。「2枚のレントゲンのどちらの角度の骨も丸く綺麗に写っているからすごくいいよ。角度が違っても丸いのが重要なんだよ。全体がちゃんと丸いんだよ。再生早いね。前はここがまだだったけど、今回は新しい骨がうっすらと写っている。荷重を考えていくけど、今回はもうちょっと早いから、骨がもう少し頑丈になってからだから一ヶ月後だね。」そんな感じの先生の診察結果。ザ、残念。。。。ダメでした。。。。そろそろ骨は出来た頃かなと期待して、期待通り出来てはいたが、出来たてでした。。。。ということで、荷重はお預け。でも、骨が丸く美しく再生されていたことは本当に嬉しい。毎日ペルテス体操をして、子供が一生懸命頑張ってきた結果が出たと思うと、とても嬉しい。もうちょっと。来月の月末の通院予約をいれ、病院を後にする。待っているときに聞いた話では、荷重も少しずつするので、2−3ヶ月はかかるらしいよとのことだった。何とか3年生になる前に松葉杖が取れるだろうか。3年生の教室は2階。新学期には元の姿に戻りたい。毎日階段の上り下り、松葉杖があると無しでは天地の差だ。
病気発覚から間もなく9ヶ月。手術から7ヶ月と20日。本当に再生した。まだ再生したてで、まだ荷重許可は出ないが、丸い骨が本当に出来上がった。将来障害は残らない、あるいは発現しないと思って良いのだろうか。その確率が格段に高まったと思って良いのだろうか。ペルテスの治療の最終目標は、丸い骨頭を手に入れること。その目標が今かないつつある。それだけを願って、東京まで来た。好きな人なんかいるはずのない手術を7才の子供に勧め、遠い東京まで何往復もして、子供にとってもかなりの負担だったろう。でも、多分これまでの治療はこの子にとって、最良だったのだと思う。まだまだ完全ではない。出来たての柔らかい骨が立派な骨になるまで、もう少し。来月が待ち遠しい。早く来年になって欲しい。
今回は家族旅行も兼ねて、その後は温泉に泊まり、遊園地にも行った。子供は楽しかったようで、学校に自主勉強として提出する日記を、10ページも書いた。病院に行ったことも、骨が丸かったことも、何を食べたかも、全部書いた。最後の感想は「疲れたけど楽しかったです」でした。
|
写真の左側は正常な右足、右側(左足)が手術した方。骨頭部が大分白くなっています。まだ完全な形ではありませんが経過は良好。左足に負担を掛けないように左の腰を常に上げているため、この角度で固まっていますが、足に加重できる様になれば腰も水平になるはず。
|