有機農園ファーミン
2010年水稲栽培履歴
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栽培履歴では、資材の使用に関する作業を中心に記載しました。また、作業の様子はフォトピックスでも紹介しています。
また、下記の簡単な栽培履歴より詳しい水田ごとに分かる栽培履歴をご要望の方はメール、電話でお問い合わせください。
作業日 作業名 作業内容/説明 使用資材 備考
1月〜2月 資材散布、耕起 資材を散布後耕起をします 籾殻籾殻ボカシ
随時 EM活性液作り 材料を入れてEM培養機で拡大培養します EM1、糖蜜、天日塩、水
2/23〜3/2 EMボカシ作り 材料を混ぜて密封してEMで発酵させます 米糠、菜種カス、魚カス、オカラ、籾殻、EM活性液、天日塩、EMセラミクスパウダー 一部のボカシ 菜種カス、魚カス、オカラ抜き
3/20 種籾温湯処理、塩水選、浸水 種籾を59℃の湯に10分浸けて各種病気の予防をした後、塩水に浸けて浮く籾(不良籾)を取り除きます 天日塩
4/20〜5/3 資材散布、耕起 資材を散布後各圃場2〜3回目の耕起をします EMボカシ、EM活性液、バイオノ有機、天日塩、天然苦土、蛎殻石灰
4/7、18 育苗土調合 育苗用の資材を混和 山土、育苗用ボカシ、クンタン、EMセラミクスパウダー純粋木酢
4/8、19 播種、育苗開始 調合した土に種籾を播き覆土し、積み重ねて発芽させ、発芽後育苗プールに並べます 山土、EM活性液、純粋木酢 約1100箱
5/10〜27 代かき 田植えまでに2〜3回代を掻きます EM活性液
4/8〜5/28
プール育苗 育苗プールに入水し安定的な育苗をします。又、水にはEM活性液、魚ソリュブル発酵液、純粋木酢を入れて苗の健全化、phの安定化を計り、期間中3回育苗ボカシで追肥します EM活性液、魚ソリュブル発酵液(魚の煮汁、EM1、糖蜜を密封発酵)純粋木酢、育苗用ボカシ
5/14〜28 田植え 逞しく育てるため疎植で田植え 坪45株
5/31〜7/2 田面撹拌(除草) 田植機改造機の揺動撹拌除草機で抑草、除草。トロ土形成促進 光合成細菌、EM活性液 期間中1〜3回(抑草、除草)
6/4〜8/2 流し込み 健全育成のため 光合成細菌、EM活性液 期間中1〜2回
7/5〜17 追肥/流し込み 田植機改造散布機、手散布、流し込み バイオノ有機、、天日塩、  光合成細菌、EM活性液
8/7 免疫活性化 稲を元気にするため噴霧器で水田一面又は周辺部に散布 ストチュウ、純粋木酢液
9/6〜10 除草 手でヒエを取ります
9/22〜10/21 稲刈り 稲を刈り取り、棒に掛けて自然乾燥させます
10/22〜11/19 脱穀 田で脱穀をし、籾にします

2010年の使用資材の説明
太文字が主要資材
資材名 説明 資材名 説明
EM1 乳酸菌群、酵母群、光合成細菌群、発酵系の糸状菌群、グラム陽性の放線菌群など人間や農業、環境にとって有用な微生物群 ストチュウ 酢と焼酎をミックスし、EMで発酵させたもの
EM活性液 EM1に糖蜜、天日塩、水を加え37℃で1週間程拡大培養したもの 山土 育苗時に使用する天然土
糖蜜 砂糖を作る際に出る残糖 純粋木酢 炭を焼く時に出る液体を蒸留したもの
米糠 玄米を精米するときに出る米皮の粉末 魚ソリュブル 魚を煮詰めて煮汁から油成分を抜いたもの
菜種カス 菜種から油を抽出した後の絞りカス 魚ソリュブル発酵液 魚ソリュブルと糖蜜に水を加えEMで発酵させたもの
魚カス 魚を乾燥させて粉末にしたもの 育苗用ボカシ 米糠、魚カス、家きん糞等を発酵させた資材
オカラ 豆腐を作るときに出る豆の皮 光合成細菌 光合成細菌菌主体の有用微生物群
籾殻 米籾を脱穀するときに出る籾の殻 EMセラミックパウダー EMをセラミックに練り込んで焼いて粉末にしたもの
籾殻ボカシ 籾殻、米ヌカ、EM活性液を好気発酵させたもの 撒布の友 大豆、小麦を原料とした資材
クンタン 籾殻をいぶし焼きしたもの 天日塩 海水を天日干してとった塩
EMボカシ (米糠、菜種カス、魚カス、オカラ、籾殻、くんたん、天日塩、EM1、糖蜜を密封発酵させたものと、(米糠、くんたん、EM1、糖蜜)を密封発酵させたものがあります
バイオノ有機 米糠と魚ソリュブルを混ぜてペレット状にした資材
天然苦土 マグネシウム含量が多い天然資材
蛎殻石灰 カキの殻を粉砕した資材

上記資材は4番、14番水田以外の水田全般で使用。
4番水田は籾殻、米ヌカ、EM、光合成細菌のみ使用、14番水田はEM、光合成細菌のみ使用。(4番14番とも育苗時は上記資材を使用)。