有機農園ファーミン フォトピックス<作業編>8  →      6 

2011年8月〜2013年12月の作業や圃場の様子を写真や文章で紹介してまいります。


2013/12/22
秋の繁忙期もひと段落し、昨日は籾(玄米の前の段階)の整理をしました。
当農園は籾で保存し、定期的に籾摺りをして玄米にしていますので、来年の夏まで籾を保管しています。



2013/12/13
収穫後の耕起(秋耕起)もほぼ終わり、来年の米づくりの準備も順調に進んでいます。
今年は、生育はほぼ順調でしたが、締めくくりの時点で台風に見舞われ杭が多数倒され
立て直しに奔走させられました。来年は何かと平穏でありますように。



2013/11/11
脱穀もやっとほぼ終わり、13、14日の新米発送開始に向けて全力で準備を行っています。
ご予約いただいている皆様、もう少しだけお待ちください。



2013/10/18
現在、脱穀前の状態です。
台風26号で、稲刈し棒掛け自然乾燥中の稲が倒されましたので昨日・今日で杭直しをしました。
農家になって以来最大の台風で、倒れた杭の数も最多でした。今後もなかなか秋晴れとはならない模様で、
飛び飛びの脱穀作業となりそうですので今年の収穫は時間がかかりそうです。



2013/9/21
今日から稲刈りが始まりました。いつもの年より2、3日早いスタートとなりました。
これから10月半ばくらいまで稲刈りが続き、その後脱穀作業が11月上旬くらいまでかかる
見通しです。新米が出来るまで暫くお待ちください。



2013/9/11
穂が出てから一ヶ月くらい経ちます。これくらいになると穂も固くなり、田んぼの周りの草に生息している
カメムシ(斑点米の原因になる虫)が、草を刈ることによって田んぼの中に入っても、食害しません。



2013/6/13
今年改良した自作除草機Version4。田植機の後ろの部分を取り外し除草システムを付けました。
青い部分は市販の「あめんぼ号」という除草機ですがそれ以外の黄色い部分と、左右に動く除草爪の部分、
後ろの針金(ビニペットジョイント)の部分が自作です。この爪で稲の列の草を除草しますので、
田んぼの全ての面が除草されます。この除草(新しい草が生えにくくする効果もあるので抑草ともいえます)
を田植え後1ヶ月までに1〜5回行います。




2013/5/28
本日、今年の田植えが完了しました。
育苗も順調に行き、良い苗が出来ましたので、あとは天候に恵まれることを祈るばかりです。




2013/4/20
4月14日に1回目の水稲の種まきを行いました。まだ芽が出たばかりです。21日には2回目の
種まきを行い、今年の分は完了です。今年栽培予定の品種は、当農園主力の「ササニシキ」を
はじめ「たきたて」(低アミロース:もちもちタイプ)、「ひとめぼれ」、「つや姫」、「ササシグレ」、「朝紫」(黒米)、
「プリンセスサリー」(高アミロース:インディカ系)です。このうち「プリンセスサリー」は栽培が難しいため
ちゃんと穫れるか心配です。



2013/1/29
現在、田んぼは雪に覆われて作業ができないので(今年はとても寒くて、太平洋側でも雪が降ります)、
この時期にしか出来ない仕事・・・ホームページをいじったり、有機JASの書類作成、各種伝票整理等、
嫁さんと手分けしながら行っています。



2012/11/12
新米、本日より発送開始しました。
今年の稲刈りは早かったのですが、天候により脱穀がなかなか進まずに結局はいつもの年と
同じくらいになりました。今年の米は8月、9月の渇水によりササニシキの一部とササシグレで
外観に多少の影響を受けましたが、食味はいつもの当農園米と同様ですので、今年産も宜しくお願いいたします。
※今年は、たくさんのご予約をいただき、心から感謝申し上げます。



2012/10/28
ただ今、脱穀作業の真っ最中です。今年の稲刈りはいつもの年より10日ほど早く終わりましたが、
脱穀作業に入ると時折雨に見舞われ、結局収穫終了はいつもの年と変わらないくらいになると思います。
一回雨が降るとその後1〜3日の間脱穀作業が出来ないので可能日は脱穀機を2台体制で進めます。



2012/10/5
9月25日から稲刈りを行っています。9月中旬から時々雨が降っていますが、
それまでの旱天で土が乾燥しているため、ぬかるむ田んぼはありません。
今年は、作業員に大勢集まっていただいたので、9人体制のマンパワーで
コンバイン並の速さ!?の棒掛け作業です。



2012/8/29
ここまで
成長しました。
遅植えなので、よその水田より成長段階が遅くまだ青みが残っています。
今のところ順調ですが、田に水が来るのは明日までなのでたっぷり水を溜め込みました。
8月は確か2日くらいしか雨が降っておらず、このまま無降雨が続けば心中穏やかではいられません。



20126/12
水田の除草作業をしています。
市販の「あめんぼ号」という除草機に自作の揺動除草システムを組み合わせ、
田植機を改造した本体部分に取り付けて水田全体を除草してゆきます。
4年前から使用していますが除草効果と抑草効果は抜群なのですが、稲も一緒に埋めてしまうのが難点です。
今年はプラウ耕をしたので耕盤がデコボコで、うまく除草できず収量減を覚悟しています。



2012/5/25
田植
えが始まりました。当地の一般的な田植え時期より半月ほど遅い田植えですが、我が家の標準です。
これは有機栽培での雑草対策、微生物の活動温度確保、冷夏型冷害対策、登熟期高温対策のためです。
予定では6月4日頃に植え終わります。美味しい米になりますように♪



2012/5/11
先日
、田んぼの畦の草刈を前に息子と一緒にごみ拾いを行いました。
道路際の田んぼには、空き缶やコンビニ弁当の容器、空き瓶などが散乱しています。
短時間でゴミ袋いっぱいになります。
なぜかワンカップ酒瓶をよく見かけます。運転しながら飲むのですか!?
草刈機の歯で引っ掛けたらと思うとぞっとします。ポイ捨てが無くなることを願うばかりです。



2012/4/1
昨年同様
に、今年も出来るだけの放射性物質対策を行います。
昨年産米のセシウム濃度は微少でしたが、土壌に拡散したのは事実ですので、
今年も事故以前に近い状態を目指し、更なる低減策を追求します。

プラウ耕と言いまして、田んぼの土の上部と下部をひっくり返す作業を行っているところです。
通常のロータリー耕より4倍くらいの時間がかかりますが、作付け予定の全ての水田で行います。
土の活性化と、放射性物質の低減を同時に行うのが狙いです。

少々くどい話になりますが、なぜ放射性物質対策になるかと申しますと、2つの要因が考えられます。
1つは物理的に上層部の土を下層に埋め込み根の吸収可能範囲のセシウム濃度を薄めるということ、
2つ目は、これは私の考える理屈なのですが、セシウムの分布範囲の土から根が養分吸収しにくくするためです。
田んぼの土の表面から7.5cmの部分に今回の事故によるセシウムの75%が、7.5cm〜15cmが25%、
15cm以下は事故以前の状態であることが測定の結果分かっています。

植物の根は、分解の進んでいない有機物(稲株やワラなど)が多く含まれる土壌からは
根が養分吸収をしにくいのです。それはこの未分解有機物が分解される時に植物にとって
成長抑制物質が出るからです。ですから根はそのエリアからの養分吸収を避けます。
このエリアが概ね表面から7.5cmのエリアにあるためセシウムのエリアと重なるのです。
ですから、地表から20cm位の範囲の部分の土を上下入れ換えることによってセシウム吸収の
低減が大いに期待できます。昨年比50〜75%減を目指します。



2012/3/14
今年の米作りも始まりました。写真は温湯処理といいまして、米の種籾を60℃のお湯に10分間漬けて
籾に付着した悪玉菌を退治しているところです。有機栽培のため薬剤は使いません。
60℃って結構熱いのですが籾は大丈夫なのです。今年も元気に育ってくれますように!



11/7
ササニシキ
、たきたて、ひとめぼれ、朝紫の新米は11月13日より順次発送を開始します。
ササシグレ<遥香>はまだ脱穀しておりませんので、申し訳ございませんが、もう暫くお待ちください。
今年は天地がひっくり返るような大変な事が起きました。米つくりに関しましては、
当農園で考えられる全ての対策を精一杯行ってきたつもりです。
各種データをご覧いただき、どうぞ今年も宜しくお願いいたします。



10/9
稲刈り
真っ最中です。今日でやっと3分の1の刈り取りが終わりました。
今後、残り3分の2を刈り取り、その後に脱穀です。
この先、ずっと好天が続くことを願っております。



9/26
稲刈り
が始まりました。6月に入ってから田植えを行い、生育も遅めでしたが、9月の好天により
少し生育が挽回されました。生育のよい水田から順次、中割(田の中に杭を立てるため、そのスペースを
刈り取る作業)を行い、杭に稲を掛けてゆきます。

食味のほうが気になるところですが、収穫量も少なそうで(多すぎると食味が落ちます)、
穂の外見は見た目においしそうです。実は、先日行った米の早期検査の際、検査米の残りを
食べてみました。早刈りのため、まだ熟しきっていないので粒は小さいし、揃いも悪かったのですが
香り、甘さ、食感ともにとても満足のいく出来でした。せっせとEMと光合成細菌をいつもより多く入れたせいでしょうか。
これを味にうるさい?11歳と8歳の息子に食べさせたところ
「ん、うめ〜」という評価をもらいました(手前味噌で本当にすみません)。



9/12
毎年行われる
、有機JASの年次調査が本日行われました。
午前中に全ての水田の周りを歩いて調査していただきました。
午後から施設と書類のチェックをしていただき、今後認定機関にて認定継続と、新規申請水田
の認定を審査していただきます。検査員さんお疲れさまでした。



8/28
EM活性液
(手前の1000リットルタンク)と光合成細菌(後方の赤い容器)を培養している様子です。
年に数回培養し水田で使用しますがますが、今年はこれで最後の培養になります。
EMと光合成細菌の培養