有機農園ファーミン資材もnon-GMO |
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Oct.16/2020 |
FARMER(及川正喜)
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有機農園ファーミンが目指すもの |
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みんなが選べる有機農産物を目指して
農業の素人だった私が、農家になったのは、43歳の時でした。 食べものは人間の心身を創る大事な要素のひとつと考え、どのような食べものを選び、どのような体を創って行くかは一人ひとりの選択しだいだと気づき、それから農業に対する関心が高まり気持ちを抑えきれなくなり就農しました。2004年のことでした。 一方、環境への人間の関与もどのような選択をするかによって変わってくることも学びました。 例えば、自動車、電化製品、電力(日本ではまだ選べるとは言えません)な どは環境への配慮を考え選べる時代になりましたが、それまでにはかなりの研究と努力が必要だったことと 思います。 消費者に選んでもらわなければ普及しません。そのためにはコストを抑 えて、みんなが使えるものにしなければならなかったはずです。 食べものにおいても、その栽培面積の広大さゆえ、栽培方法の選択次第で、環境への関わりも違ってまいります。 有機農産物に関心のある方々は大勢いらっしゃると思いますが、今のところかなり割高なのも事実です。これは、慣行栽培と比較して収穫量が少ない、除草等労力がかかる、大規模経営が少ないのでどうしてもコスト高になってしまう、販売環境が整っていない、などの理由によるよるものです。 また、日本では欧米などに比べ農産物全体に占める有機農産物の比率も非常に低く、例えば有機JAS米は米(コメ)全体の僅か0.15%(2017年時点)に過ぎません。栽培面積もここ数年ほとんど増えていませんので供給量の少なさも割高の一因に挙げられると思います。 世界の潮流は有機農産物の栽培、消費は拡大傾向にあり、オーガニックショップやスーパーで簡単に購入できます。スーパーにもほとんど並んでいない日本ではまだ「有機農産物は特殊なもの」なのです。 しかし、幣農園の考えは、一部のお金持ちの食べ物ではなく普通に選べる食べものであるべきだというのが原点にあります。 そこで有機農園ファーミンでは「みんなが選べる有機農産物」を目指して、コス ト削減に取り組んでいます。 幣農園の具体的な取り組みを紹介させて いただきます。 有機栽培の有機農園ファーミンの米が比較的安価な理由 耕作地全体での有機栽培 全耕作地で農薬・化学肥料不使用栽培 (有機JAS認定、県認証) ですので一部のみで有機栽培を行う場 合と比べ収穫、管理が効率的に行えま す。 除草・虫害対策での成果 有機農業での最大の課題は雑草対策や病虫害対策(虫害米対策など)などですが、毎年研究を重ね試行錯誤の結果、高額な機械を導入せず手法・技術のみで対応できるようになりましたので、コストをあまりかけずに広い面積で栽培できるようになり、結果全体のコストを抑えられるようになりました。 機材の調達方法 耕作用の機械ではトラクター以外は吟味した中古機材を使用し修理も出来るだけ自分で行ってい ます。また、中古機材をアレンジして自作で除草機や散布機等を作ることによっ て、経費を削減しています。 インターネット販売 幣農園米のほとんどが直販のインターネット販売であり、中間業者を通さないため、低めの価格設定で販売することができます。 なんでも自分で ホームページや販促物の制作管理、写真の撮影は自分で行いますので外注費がかかりません。また、自家サイトでの販売比率も高いため、販売経費も抑えられま す。 |
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